「ITまちづくり」BCP(事業継続計画)ってなんだろう?

「ITまちづくり」昨日UPした”新防災・減災にICT活用を…”の回でちょっと気になったBCP:「Business continuity plan」(事業継続計画)について、そもそもどんなこと?ということでさっそく簡潔に掘り下げてみようと思います。

■BCPとは非常事態につよい企業の経営手法のひとつ

自社にとって望ましくない事態(自然災害・大事故・不祥事など)が生じた際に、被害を最小限におさえつつ、最も重要なビジネスを素早く再開させることで、損害の発生を最小限に留める仕組みをあらかじめ作っておくことです。
備えあれば憂いなしということでしょうか、大きな企業ほど、取り入れているところが多いそうです。(*^^*)

■BCPとは緊急時に用いる非常用マニュアル

BCPは自然災害にとどまらず、テロや新型の感染症など様々な外的要因や社内で発生したトラブル(リコールやコンプライアンス違反など)から企業を守る内容が含まれています。
外的・内的要因のリスクから企業を守り、事業を継続していける非常用マニュアルですね。時間の経過に伴い、内容が古くなる恐れがあるのでBCPは定期的に保守が必要になります。

■BCP策定は義務なのか?

いまのところ、BCP策定を直接義務付ける法律や条例はないとのことですが国や各業界団体はBCPの策定を推奨しており、ガイドラインや支援事業をおこなっているそうです。BCPを導入するかどうかは企業次第といったところですね。う~ん。あったほうがよさそうですね。

■BCPはどうして必要なのか?

あってもなくてもいいなら、「BCP導入しなくていいんじゃない(´゚д゚`)?」と思う人もいらっしゃると思います。
取り入れる必要性はどこにあるのでしょうか?3つほど要因を挙げます
1.外的なリスクの増加
説明が重複しますが、要するに自然災害・テロ・病気(パンデミック)・人的災害が増えてきたこと
2.事業構造の弱体化
サプライチェーンマネジメント(調達・製造・配送などの供給連鎖)、ジャストインタイム生産(必要なものを必要な時、必要な量だけ作る)やアウトソーシング、クラウドソーシングなどの事業の効率化を行うことでどこか一か所断ち切れると操業が停止する虚弱性が懸念される
3.BCP導入における外部圧量の上昇
大規模企業のBCP導入をきっかけに、子会社・孫会社までBCP導入の圧力がかかる

なるほど!どんな企業でもこの3つの要因のうちいづれか1つくらいなら引っかかる部分がありそうです。

■BCP、どうやって導入するのか

導入には大まかに2パターンあるそうです。
・自社独自のBCPを制作する
・国際規格の認証を受ける
現在策定されているBCPは前者が多い傾向にあります。書籍やガイドラインを参考に策定しているようです。
一方今後増加すると考えてられているのが「ISO23001」だといわれています。
そうか。国際規格を満たしていると対外的に証明できますもんね。安心感がありますね。
余談ですがISO基準とは何ぞやと思い調べてみたら「国際間の取引をスムーズにするために共通の基準を決める」となっていました。
カメラの感度とか、非常口のマークなどだそうです。また一つ、賢くなりましたね。

■まとめ

会社が大きくなるほど、そこに勤める従業員の数は増え、様々な考え方や思想なども増加します。明確な基準を決めることで
ある程度統制が取れるようになりますね。また、中小企業でも積極的に取り入れることで業務効率が向上することも見込めそうです。

詳しくは 備える.jp:BCPとは何か?_事業継続計画の基礎と7つのポイント